令和8年3月6日

港区消費者センター 講習会事例

港区消費者センター様が主催する「令和7年度 第2回・第3回 1日消費者教室」において、Irwin&co株式会社のアーウィン海・田中康太郎が講師として登壇いたしました。

港区消費者センター 講習会事例

港区消費者センター様が主催する「令和7年度 第2回・第3回 1日消費者教室」において、Irwin&co株式会社のアーウィン海・田中康太郎が講師として登壇いたしました。

生成AIを利用した詐欺等の不安を生成AIツール(ChatGPT等)利用体験を通して、受講者の生成AIリテラシーを・解像度引き上げる「実体験型AIリテラシー向上プログラム」を実施いたしました。エンターテインメント編では初級者向けにAIで旅行プランや献立のレシピを作る体験等を実施、ビジネスお役立ち編ではAIでメール、Power Pointスライド、Excel関数作成体験等を実施いたしました。

開催概要

  • 名称: 令和7年度 第2回・第3回 AI消費者教室
  • 日時: 令和8年2月7日(土)
  • 第2回(エンタメ編): 10:00 - 12:00
  • 第3回(ビジネス編): 13:30 - 15:30
  • 場所: 港区立消費者センター(みなとパーク芝浦2階)
  • 定員: 各回30人(動画配信30人)
AI消費者教室の会場風景

講習会実施の背景

―講座の講師を弊社に発注しようと思った背景はございますか。

一番大きなきっかけは、やはり昨今のAI技術を悪用した消費者被害への強い危機感です。最近ではディープフェイクを使った投資詐欺や、SNSでのロマンス詐欺など、非常に巧妙で視覚的にも見破りにくい手口が増えています。当センターとしても、こうした新しい脅威から区民の皆様をどう守るべきか、頭を悩ませていました。

ただ、従来の啓発活動のように、パンフレットを配ったり座学で『気をつけましょう』と呼びかけたりするだけでは、最新技術のリアルな怖さや、逆にどう付き合うべきかという本質的な部分はなかなか伝わりにくいと感じていたんです。

そこで、『受講者の方々に、まずは自分たちでAIを触って体験してもらうこと』が不可欠だと考えました。実際にツールを動かし、AIが何を作り出せるのかを肌で感じて初めて、情報の真偽を見極める感覚やリテラシーが身につくと思ったからです。

そんな折に、技術的な専門性はもちろん、市民の目線に立って『体験』を重視した講習会プログラムを提案してくださったのがIrwin&coさんでした。当センターとしての初めての試みでしたが、まずは、講座を開催し、課題は次回解決することで、ステップアップしていくことを目指しました。

講習会実施の背景

講座内容

―講座内容で良かった点を教えてください。

今回の講習会で一番良かった点は、何よりも「実際に受講者自身の手で体験できる」という仕組みで実施いただいたことです。生成AIという目新しい技術に対し、当初は不安を感じておられる方や、スマートフォン操作に苦手意識を持つ受講者の方も少なくありませんでした。講座の実施に当たっては助手としてスタッフを配置しましたが、講師のアーウィンさん・田中さんも、一人ひとりの受講生のレベルに応じて非常に手厚くサポートしてくれたので、順調に学習を進めることができました。

受講者のアンケートも好評で、不慣れな方に対しても、操作のステップごとに丁寧かつ柔軟にフォローいただけたことは、主催者である我々にとっても大変心強く、また大きな助けとなりました。

受講者の皆様が自らツールを動かし、同じ指示文章(プロンプト)を出したとしても異なる生成結果がでてしまうという生成AIの特性を体感し、生成AIの出した結果を盲信することなく、自らが評価・判断する重要性を強調していただけたので、AIのリスクと利便性の両面を肌で感じていただけたものと感じ、実体験型プログラムならではの大きな成果だと感じています。

講座内容の様子

パートナー選定の決め手

-なぜ弊社に任せて頂けたのでしょうか。

AI被害が増える中で「AIに関する講座をやりたい」と思っていたタイミングで、ちょうどIrwin&co様からご提案をいただいたのが一番の決め手です。今回は実演形式の講座に加え、当方の希望をくみ取り、迅速に提案いただいたため、新規のIrwin&co様に発注することを決定しました。

また、受講者の年代やレベルを考慮し、カリキュラムを柔軟にカスタマイズし、高度な内容を平易な言葉で伝えるUX(ユーザー体験)設計の視点をお持ちであったことが、よかったです。

パートナー選定の決め手

今後の展望

―今後の講習会はどのような構成で進めていきたいと考えておりますでしょうか。

区民が実際にAIを操作し、その可能性とリスクを肌で感じることの有用性が実証されました。今後は、受講者の習得レベルに応じた段階的なステップアップ講座の展開や、より専門的な「知的財産権」や「フェイクニュース対策」などAIを悪用した消費者トラブル防止のためのポイントを意識した講座内容をIrwin&co様と拡充図っていきたいと思います。。 急速に進化するAI技術に対し、Irwin&co様には今後も最新の知見をご提供いただき、行政・講師・受講者が三位一体となって「正しく怖がり、賢く使いこなす」持続可能なデジタル社会の啓発モデルを共に構築していきたいと考えています。

お問い合わせ

生成AI機能を絡めたシステム開発のご相談はお問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。